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2012年5月

2012年5月25日 (金)

第41回 東京⇒糸魚川ファストラン・クラシック 【後編】

・大岡CP~信州信濃町7-11CP

 大岡CPではおむすびとチョコ2個をいただく。おむすびはうまかったけど、この時点で胃腸がヤバかったので、ひどく胃にもたれた。
 出発前に一緒に走った若者を探したけど、見つからなかったのでここでお別れ。再び単独走となる。走り出してすぐ、懐かしい胃の痛みを感じたけど、なんとなく大丈夫な気がした。ってーかそう思うことにした。

 山間の道が終わり、長野市街を走りながら一抹の不安を感じる。

 (あれ、こんな道だったっけ……?)

 試走時は真夜中だったから印象が違うだけかなーと思い直す。前方に走っている人もいるしね。しかし前方に見えた青看板をみて愕然。

 (……国道18号!? え? ええ!!?)

 大混乱。先ほど追い抜かした人が信号で追いついてきたので、聞いてみると、どうやら国道19号のバイパスを走ってきたらしい。俺は長野市街から善光寺を経由し、坂中トンネルを抜けるつもりでいたので、大幅に遠回りとなってしまった。その人は元々そのルートで行くつもりだったようだけど、なんでこんな遠回りルート取ったんだよ……ってーかあんたに釣られて俺もこっちにきちまったじゃねーか。
 いやまぁ、自分が注意してれば良かったんだけどね。試走までしたくせに一体何やってんだよ……orz
 あるいは10時間切りが可能ではないか。そんなギリギリのタイムで走ってきた俺のモチベーションは一気にダウンしてしまった。
 一先ずスマートフォンで自分の位置を確認。

 (このまま18号で行った方がいいかなぁ……知っている道でもあるわけだし……)

 どうせ10時間切りの目標は潰えた。復帰ルートを考えるのも面倒くさい……ややの葛藤を経て、結局予定ルートへの復帰に向けてペダルを漕ぎ出す。

 (まだbaruさんとの勝負が残っている)

 そちらの方も勝てる見込みは大分薄くなったけど、諦めたらそこで試合終了ですよ。安西先生……俺、バスケがしたいです。嘘です。

 この遠回りによる走行距離は6.2kmに及んだ。

 ボツボツ肺がやられており、体力的にはギリギリ。おまけにモチベーションも低く、その状態での坂中越えは中々に厳しい。

 (トンネルまで行けば後は下り……だったっけ?)

 それを希望に、黙々と登った。そしてようやくトンネルが見えたのだけど、どう見ても下ってない。どうやら勘違いだったようだ。ガックリである。
 トンネルを抜けてしばらく進み、国道18号へ復帰。もうすぐ第3CPというところで見覚えのあるジャージを前方に捉えた。

 (baruさんか……?)

 分からない。気合を入れて加速といきたいところだが、肺が苦しくてそうもいかない。どの道もうすぐ第3CPだ。そこで確認できるだろうと思い、ペース維持に努めた。
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区間距離:54.63km
平均速度:26.8km/h(ネット)
平均心拍:148
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・信州信濃町7-11CP~ゴール(ホテル国富アネックス)

 第3CPに辿り着くと、そこにはチームメンバーのIさん、Sさん、N君、そしてbaruさんがいた。

 (追いつけた……か……)

 baruさんはどうやら膝をやってしまったようだった。それがなければ果たして自分は追いつくことはできただろうか? それはわからない。「たられば」に意味はない。

 残りの距離と向い風の状況から、どう考えても10時間は切れないことが分かった。

 (……せめて10時間半は切ろう)

 そう思い、第3CPを出発。しようとしたら、Iさんが「一緒に写真撮ろう!」とおっしゃった。せっかく奇跡的にチームメンバーが5人も揃ったのである。こりゃ写真に収めない手はない。ってことで5人並んでパシャリと1枚。

俺   「じゃ、俺行きます!」
仲間全員「「「「がんばって!!」」」」

 出発前にSさんから、Mさんがちょっと先を走っていると聞いた。

 (こうなったら仲間全員喰らってやる)

と、密かに闘志を燃やして発進。

 野尻湖までの僅かなアップダウンを越えて、長いダウンヒルに突入。第3CPからは強烈な向い風で、その猛威は下りのスピードすら妨げる。ちょっとでも斜度が緩くなれば、一気に減速。体力を容赦なく奪われた。
 信号で止まると、先ほど抜いた2人組が俺の後ろについている。自分が前牽いた方が速いかなー? とか考えながら、ボトルを手に取ると、蓋がちゃんとしまってない!Σ(゚д゚lll)

 (ヤバ、水が漏れてた……最後まで持つか!?)

 こりゃまいった、と思いながら蓋を閉め直しているうちに2人組に追い抜かれた。しかし次の信号で追いついたので、しばらく後につかせてもらうことにする。

 (おおう、俺が牽くより速いぞ……)

 前を牽く人の脚をみると、かなり太っとい。強風の中をアウター×トップでガンガン踏み倒している。おそらく脚質はスピードマンなんだろうな。追いつけたのはたまたまか。おかげさまでかなり休ませてもらえた。
 下りがほぼ終わり、平坦気味になってから先頭を交代。ちなみにスピードマンの方と一緒に居た人はバテているのか、最後尾でツキ位置。だったのだけど、気がついたら千切れていた。

ス「いつの間にかいなくなっちゃったねー」
俺「そうですねー」
ス「ところで、もう少し行った先に短縮ルートあるんだけど行ってみる?」
俺「なんですと!?」

 ……俺もかなりバテていて、もし彼についていけなかったら見知らぬ道に取り残されることになる。
 次の信号で止まるまで葛藤するも、結局短縮ルートを行くことにする。、

俺「行きましょう。よろしくお願いします」
ス「わかった」

 この決断は正しかった。直江津までの国道18号は遮るもののない、単調な直線道路。おまけに陸橋のおかげでアップダウンまで形成してくれる。強烈な向い風の中そんなところを走ったら、確実に肺も脚も売り切れていた。

 やや迷いつつも短縮ルートを走っていると、自分と同じチームジャージの人が横合いの道からでてきた。

 (あれ? Mさんか?)

 俺より前にいたのはMさんだし、そう思い(こんで)声をかけると、実際は第3CP以来のSさんだった。驚愕。

 (お、追いつかれた!?俺そこまでバテていた!!?)

 話しを聞くと、一緒にいた人が昨年5位の剛脚の方で、その人の異常なハイペースについてきたとのこと。この終盤で、その人についてこれる体力を残せているんだからSさんも流石ですがな。
 Sさんと剛脚さんはコンビニに寄るとの事でお別れ。俺とスピードマンさんは先に行く。けど俺もいい加減トイレに行きかったので、信号で止まったついでにコンビニに入ることにし、スピードマンさんには先に行ってもらった。

 スピードマンさん、有難うございました。あなたがこの道を案内してくれなければ、10時間半を切ることはできませんでした。

 (完結編につづく)

2012年5月22日 (火)

第41回 東京⇒糸魚川ファストラン・クラシック 【前編】

 東京→糸魚川ファストランクラシック。今回からスタート地点は山梨となったわけだけど、大会名は変らず(笑)

 今年の目標は10時間切りとライバルであるbaruさんに勝つこと。

 この時期は南の風が吹くことが多く、追い風になる可能性が高い。そして集団の力を借りることができれば、10時間切りの目は十分あると踏んでいた。
 baruさん俺の10分前スタート。山岳で差をつめ、第3CPまでに追いつくことができれば勝てると踏んだ。


5月18日(大会前日)

 仕事は午後半休を取り、山梨へ移動。宿泊地は石和温泉。山梨市周辺で宿を取れれば良かったのだが、残念ながら予約でいっぱいだった。しかし俺が泊まる所から会場の万力公園まで7km弱と大して遠くない。アップ区間と思えば苦にもならず。
 14:08に電車に乗車。富士で東海道から身延線に乗り換える。身延線から眺める景色はなかなかに乙。乗ってくる人は少なく、4人席を占領してボケーッとしてた。こういう田舎の路線でまったり旅をするのも良いね。
 暇つぶしに明日の予報を確認する。

 (北の風、だと……!?)

 これでは10時間切りは厳しい上、向い風に強いbaruさんへの勝利も難しい。

 (でも速い集団が形成できればまだ可能性はある……)

 諦めるにはまだ早い。諦めたらそこで試合終了ですよ?

 甲府で中央線に乗り換え、18:00前に石和温泉に到着。輪行を解いて宿へ移動。泊まった所はやや古びてはいるものの、設備は整っているし温泉の泉質は俺好みのアルカリ性温泉。おまけに部屋に自転車をそのまま入れていいという寛大さ。来年もここ泊まろうっと。 テキトーにカーボローディングして21:00過ぎに就寝……しようとしたけど、気が昂ぶって眠れず。2時間ほどうだうだして、仕方なくドリエルを服薬。なんとか4時間ほど睡眠を確保できた。


5月19日(大会当日)

 3:00頃起床。朝飯を食して軽量化を行なう。いまいちキレが悪い。いつものことだけど。おかげさまでチェックアウト予定を15分も遅れてしまった。

 会場の万力公園に到着すると、スタート寸前のチームメイトMさん、baruさん、そして今回はサポートをしてくださるNさんに挨拶してから諸準備。その内にbaruさんのスタート時刻と相成った。

 (山岳区間で追いつけなければ、俺の敗北は必至だよなぁ)

 などと思いつつ、彼のスタートを見送った。続いて俺のスタートなわけだけど、スタート地点に並ぶのは俺一人。

 (……?)

俺 「あのー、次のスタートは何人です?」
係員「えーと……二人ですね」
俺 「!?」

 うそーん、集団の力なし!?こんなんでbaruさんに追いつけるのかよぅ……

俺 「で、もう一人の方は何処です?」
係員「えーと……あ、なんか先に出ちゃったみたいです」

 がびーん。単独走かい!最後の希望まで断たれたΣ(゚д゚lll)ガーン

 Nさんと赤いチームのKさん大笑い。ボクは苦笑い。「ってーかこんなんだったら前のスタートにまとめてくださいよ~」とか、ぶつくさ文句をたれまくりながらスタートを迎えた(笑)


・スタート~塩尻CP

 スタートしてすぐ、万力公園出口でブレーキをかけると後輪ロック。入れ込みすぎだっつーの。
 公園を出て国道20号までは下り気味の道。40km/h前後でぶっ飛ばす。

 (寒い……!)

 単独走になった故、空気抵抗と着脱の手間を嫌って、ウインドブレーカーを着てなかったからそりゃ寒いわな。それでも強度高めでぶっ飛ばしていたので、国道20号に出る頃には身体も温まった。その途上で赤いチームのKさんが車でやってきて、「速いねぇ」と声をかけられたり。国道20号に出てからNさんも追いついてきて応援されたり。

 (いったいいつになったら参加者と会えるのやら……)

 2,3時間は会えないんじゃねーかなとか、そんなことを思いながら孤独にペダルを回す。が、意外にも1時間と経たず北杜市辺りで参加者と遭遇した。話を聞くとどうやら10分前にスタートした人。その後もちらほら参加者と遭遇するようになる。
 旧韮崎CPまるのやさんを過ぎて富士見峠までの長く緩やかな登りが始まる。風はやや向い風か。

 (この程度なら問題ない……!)

 がんがんペダルを踏み倒し、富士見峠を登頂。諏訪湖に向けてダウンヒル開始。さみーさみー。ひたすらペダルを回して身体を温めた。
 坂室バイパスを過ぎた先の信号で再びKさんと遭遇。「赤いジャージ見なかった?」と聞かれるものの、走りに集中しすぎていたのかそれらしき人には気づかなかった。
 Kさん曰く、baruさんはちょうど10分前に通り過ぎたらしい。登り区間を挟んでも、彼との差を詰められていなかった。
 公道を走るゆえ、周りの車の状況とペダルを回すことに集中力の大半を使っていた。おかげさまで通算4度目の通過となる中河原交差点左折を直進してしまい、慌てて引き返した。

 諏訪湖畔を快調に飛ばす。去年のコースだと、ここら辺が中盤だった。向い風だったこともあり、大分ヘバッていて、4人組の列車の最後尾に付かしてもらってどうにかこうにか切り抜けたんだよな。今回はまだまだ序盤。ついでに去年に比べりゃ俺もマシンも大幅に進化している。人様の力を借りることなく、単独で風と闘いながら諏訪湖畔の道を駆け抜け、岡谷インター西交差点への激坂もクリア。
 交差点に辿り着くと赤信号で、俺も含めて結構な人数が信号待ちとなる。俺の後ろにいた女性に「しんどいですねー」と声をかけると、「死にそうですよ~」とおっしゃるので、「アハハ~。大丈夫、中々死ねませんよー」と言っておいた(笑)。
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区間距離:95.4km
平均速度:30.2km/h(ネット)
平均心拍:153
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・塩尻CP~大岡CP

 塩尻CPにはNさんがいらっしゃった。

 俺  「baruさんとの差はどのくらいです?」
 Nさん「大体7分くらいだよ」

 よし、差は詰めてる!

 と思ったのだけど、後に記録を見ると彼の方が1~2分速かったようだ。どうやら俺の到着7分前に出て行った、という意味だったのだろう。
 塩尻CPでバナナ的な固形物をいただくつもりだったのだが、おいてあったのはカロリーメイトだけΣ(゚д゚lll)
 そりゃないぜー、事務局さんよー(´・ω・`)

 塩尻の街に下って信号ストップで一緒になった若者と話して気分転換。俺の35分前スタートとのこと。年齢は26歳と言っていたけど、もっと若く見えた。
 青になって再び全力漕ぎ。が、前方の車が怪しい動きをはじめたのでやや焦り気味に減速。と、後からも焦りの声。
 後を見るとさっきの若者がいらっしゃる。正直ついてこれるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。信号で止まると「私もちょっと牽きますよ」と言う。ペース的には落ちるかもだけど、ここらで少し休むのもいいかと考え、有難くその申し出を受けとった。が、彼はものすごいTTポジションで爆走。おいおい、35分前スタートで俺に追いつかれているのに、その速さはなんなんだよ!?

俺 「ご、ごめん、ついていけません」
若者「そうですか?」
俺 「ってか、その速さでなんでこんなところにいるの?」
若者「途中ハンガーノック気味になって20km/hくらいでしか走れなかったんですよ~」

 おかげさまで休むどころか超ハイペースで大岡CPまで爆走することと相成った(笑)

 この区間でチームメイトでWさん(64歳にしてトライアスリート(!))を見かけ、軽く挨拶をして追い抜いた。
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区間距離:55.69km
平均速度:35.7km/h(ネット)
平均心拍:151
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2012年5月20日 (日)

糸魚川ファストランに出てきた

 5/19(土)、第41回糸魚川ファストラン・クラシックに参加してきた。距離は道迷いしたり短縮ルートとったりで297.89km。ネットアベレージ31.3km/hで駆け抜けた。ギリギリまで絞りつくした感があります。レポ的なものはあげる……と言って試走時のレポはあげてませんね(笑)。ま、気が向いたら……まとめて起きたい気持ちはあるのよ?

2012年5月 7日 (月)

つれづれと

 ゴールデンウィークは実家でボケボケしたり、江ノ島から糸魚川まで自転車で爆走したりしておりますた。江ノ島→糸魚川は記事に起こしている最中だけど、気が向いた時に書き足しているので、いつブログにあがるやら(笑)

 ゴールデンウィーク中、600kmくらい自転車で走ったけど、体重は増加。酒呑み過ぎた……orz

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