ロングライド

2013年8月19日 (月)

夏の旅 2013 その1

 毎度、長期休暇があると何がしかの挑戦をしていたが、今回は純粋に楽しむための旅に出た。

日程は8月9日夜~14日。宇都宮まで自走し、始発に乗って青森まで輪行。その後山形の新庄まで自転車で走り、そこからまた輪行で帰る計画だ。なお列車は青春18きっぷを利用するため、基本鈍行で行く。

8月9日

仕事を終え、神奈川の実家まで車で移動する。普段なら1時間半ほどで着くところだが、まさかの高速道路渋滞。予定では19時半に実家で、遅くとも20時半には出発するつもりでいたが、結局実家に着いたのは20時半。実家の仏壇で経を上げ、旅の無事を祈ってそそくさと出発したのは21時過ぎ。

宇都宮始発は5時18分。輪行準備やらを考えると5時には到着したいところ。

(距離165キロを8時間だから平均時速20.6キロ……)

露営道具やらなんやら、約6キロの荷物を背負ってこの速度。かなりガチンコで走らなければならない。やれやれと、思わず呟きが洩れた。まぁ、なんとかなるだろう。しかし深夜も近い時間だというのに、やたらと暑い。道程途上に設置されている気温計を見ると、概ね30度前後だった。湿度が高いからだろう、体感温度はそれ以上だ。強烈に喉が渇き、ダブルボトルの水がみるみる減っていく。去年とは気温に5度くらい差があるのではないか。日本国道路元標を過ぎて国道4号線に入るころには、水はすっからかん。真夏のライドは熱中症が怖い。出発から3時間、コンビニをみつけて最初のストップ。平均速度は21キロぐらいか。首都圏を走ってきた割には上々と言えるだろう。とは言えまだまだ先は長い。トイレを済まし、買い物をして即出発した。

344_convert_20130819233209日本国道路元標(23時40分)

 コンビニストップで平均移動距離は時速20キロを下回った。すぐに回復するだろうと楽観していたが、ちょくちょく信号に捉まる。おまけに渋滞に出くわす。深夜0時を回っているのになんてこったい。さすがは魔都東京といったところか。このため中々平均時速は回復しなかった。やや焦燥感に駆られたが、やれることはペダルを回すことだけ。なるようになると、腹を決めて気を落ち着かせる。

そうして埼玉区間半ばを過ぎる頃、渋滞もなくなり、信号に捉まることも減少。国道4号を快走し、どうにか平均時速は回復した。

 深夜の走行は眠気との闘いだ。宇都宮駅まで残り30キロというところで、睡魔に襲われややふらつきかける。どうにか安全圏内にいたこともあり、道端で仮眠を取ることにした。スマホのタイマーを10分後にセット。バックパックを枕に目を瞑った。

 車の音がうるさい。それはいいのだが、

(もしかして走っている人に見つかって驚かしてしまわないだろうか……)

そんなことを思いながら、ウトウトと眠りに落ちて3分、パッと目が覚めた。なんと美人のお姉さんが俺を覗き込んでいる。お姉さんびっくりしながら、

「だ、大丈夫ですか!?」

とこうである。

「大丈夫です大丈夫です。ちょっと眠くなったから10分ほど仮眠してただけです。驚かしてホントすんません!」

 小生、平謝り。取りあえずお姉さんは安心したようで、先に止めていた車に戻って行った。

ふとお姉さんが去って行った方に目をやると、パトカーが止まっている。俺が寝ていた辺りは、駐停車禁止区間である。おっさん汗が一筋、たらーっと流れた。

(あかん、これで切符切られてたら申し訳なさすぎる……)

 警官に説明するため、すぐさまそちらに向かうも、俺が着く前にお姉さんの車は出発した。切符を切られたとしたら、あの時間で拘束を解かれるはずはないと、一安心。

その後俺も警察に声をかけられた。小生、もう一度平謝りである。仮眠は目立たないところで人の迷惑にならないように取りましょう(苦笑)。

少々のトラブルはあったものの、4時半ごろ宇都宮駅に到着。

(初っ端からこんなんで、この先大丈夫かね……)

そんな事を思いながら列車に乗車した。

345_convert_20130819233730 宇都宮駅前(4時37分)

8月10日

 列車に乗車し、駅探で乗り換え検索をすると妙なマークが表示されていた。なんだと思ってアクセスすると、運行情報だった。なんと先日の豪雨被害で、一ノ関⇔盛岡間が一部運休になっているとのこと。あれ、この旅もうダメじゃね? 帰れフラグ?? とも思ったが、その辺りに着くのはお昼頃。それまでには復旧するかもしれないし、ダメでも岩手辺りを適当に走ればいいやと、思い直す。どうせ気ままな独り旅。元より宿もなにも予約してるわけで無し。こちとら東北の道と自然に触れられれば良いのだ。福島駅の乗り換えでビールを買って、のんびり列車の旅を楽しむ。そして仙台に着くころ、車掌さんから無事運休状態がなくなったことを確認できた。良かった良かった。

 盛岡~八戸間は第3セクターの路線のため、青春18きっぷは使えない。そのためこの区間は新幹線を利用した。ローカル線は2960円で、新幹線は3410円と、金額は450円しか変わらない。時間単価で考えたら新幹線の方が大分お得だろう。ちなみに東北新幹線は全席指定席なのだが、盛岡以北は特定特急券を購入することで、立ち席扱いで乗ることができ、指定席料金はかからない。

なお、八戸~青森間も第3セクターなのだが、青森・野辺地・八戸で乗降する場合に限り、青春18きっぷの利用は可能だ。

17時過ぎ、青森に到着。輪行状態を解いていると、美人のお姉さんに声をかけられた。

「ラバネロですよね?」

 ラバネロとは、俺のマシンのフレーム名である。どうやら東京住まいの人で、お盆に帰省しているとのこと。一頻り雑談をして盛り上がった後、彼女は駅構内へ消えていった。ここで連絡先を聞くぐらいの甲斐性があれば、彼女の一人もできるんだろうがな。旅人は孤独を好むんだよ。(つよがり)

 

 取りあえず国道4号の終点を見に行く。特に何もないのだが、ロングライダーにとってはそれなりに意味深い。国道4号は740キロあり、国内最長の国道である。そのためこの区間をTTするバカモノもいる。ちなみに俺はまだTTしたことはない。が、去年自宅→宗谷岬TTをした時ついでに走ってたりする。確か49時間ぐらいだったか。この区間だけで挑戦するなら、40時間ぐらいを目標に設定するかな。

355_convert_20130819234112 国道4号終点にして7号起点

 写真を撮った後、寿司屋へ向かった。場所は駅前で、『鮨処あすか』さん。けっこうハッチャケて注文したので、値段にびくびくしたが、2770円で済んだ。あの味でこの値段ならお得と言えよう。

359_convert_20130819234431 いくら、うに、ネギトロ

 寿司後はあおもり健康ランドへ移動。今日の宿である。ここは大学生の時、初めて利用した。もう10年以上も前の事だ。あの頃はオートバイで旅をしていて、自分が自転車でこんなことをするようになるとは、露程も思っていなかった。人間まったくもって、先の事はわからないものである。

 丸2日ぶりに風呂に入ってさっぱりし、ビールを飲んで就寝。明日からの旅はどうなるものやと思いながら、眠りへと落ちていった。

2012年5月25日 (金)

第41回 東京⇒糸魚川ファストラン・クラシック 【後編】

・大岡CP~信州信濃町7-11CP

 大岡CPではおむすびとチョコ2個をいただく。おむすびはうまかったけど、この時点で胃腸がヤバかったので、ひどく胃にもたれた。
 出発前に一緒に走った若者を探したけど、見つからなかったのでここでお別れ。再び単独走となる。走り出してすぐ、懐かしい胃の痛みを感じたけど、なんとなく大丈夫な気がした。ってーかそう思うことにした。

 山間の道が終わり、長野市街を走りながら一抹の不安を感じる。

 (あれ、こんな道だったっけ……?)

 試走時は真夜中だったから印象が違うだけかなーと思い直す。前方に走っている人もいるしね。しかし前方に見えた青看板をみて愕然。

 (……国道18号!? え? ええ!!?)

 大混乱。先ほど追い抜かした人が信号で追いついてきたので、聞いてみると、どうやら国道19号のバイパスを走ってきたらしい。俺は長野市街から善光寺を経由し、坂中トンネルを抜けるつもりでいたので、大幅に遠回りとなってしまった。その人は元々そのルートで行くつもりだったようだけど、なんでこんな遠回りルート取ったんだよ……ってーかあんたに釣られて俺もこっちにきちまったじゃねーか。
 いやまぁ、自分が注意してれば良かったんだけどね。試走までしたくせに一体何やってんだよ……orz
 あるいは10時間切りが可能ではないか。そんなギリギリのタイムで走ってきた俺のモチベーションは一気にダウンしてしまった。
 一先ずスマートフォンで自分の位置を確認。

 (このまま18号で行った方がいいかなぁ……知っている道でもあるわけだし……)

 どうせ10時間切りの目標は潰えた。復帰ルートを考えるのも面倒くさい……ややの葛藤を経て、結局予定ルートへの復帰に向けてペダルを漕ぎ出す。

 (まだbaruさんとの勝負が残っている)

 そちらの方も勝てる見込みは大分薄くなったけど、諦めたらそこで試合終了ですよ。安西先生……俺、バスケがしたいです。嘘です。

 この遠回りによる走行距離は6.2kmに及んだ。

 ボツボツ肺がやられており、体力的にはギリギリ。おまけにモチベーションも低く、その状態での坂中越えは中々に厳しい。

 (トンネルまで行けば後は下り……だったっけ?)

 それを希望に、黙々と登った。そしてようやくトンネルが見えたのだけど、どう見ても下ってない。どうやら勘違いだったようだ。ガックリである。
 トンネルを抜けてしばらく進み、国道18号へ復帰。もうすぐ第3CPというところで見覚えのあるジャージを前方に捉えた。

 (baruさんか……?)

 分からない。気合を入れて加速といきたいところだが、肺が苦しくてそうもいかない。どの道もうすぐ第3CPだ。そこで確認できるだろうと思い、ペース維持に努めた。
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区間距離:54.63km
平均速度:26.8km/h(ネット)
平均心拍:148
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・信州信濃町7-11CP~ゴール(ホテル国富アネックス)

 第3CPに辿り着くと、そこにはチームメンバーのIさん、Sさん、N君、そしてbaruさんがいた。

 (追いつけた……か……)

 baruさんはどうやら膝をやってしまったようだった。それがなければ果たして自分は追いつくことはできただろうか? それはわからない。「たられば」に意味はない。

 残りの距離と向い風の状況から、どう考えても10時間は切れないことが分かった。

 (……せめて10時間半は切ろう)

 そう思い、第3CPを出発。しようとしたら、Iさんが「一緒に写真撮ろう!」とおっしゃった。せっかく奇跡的にチームメンバーが5人も揃ったのである。こりゃ写真に収めない手はない。ってことで5人並んでパシャリと1枚。

俺   「じゃ、俺行きます!」
仲間全員「「「「がんばって!!」」」」

 出発前にSさんから、Mさんがちょっと先を走っていると聞いた。

 (こうなったら仲間全員喰らってやる)

と、密かに闘志を燃やして発進。

 野尻湖までの僅かなアップダウンを越えて、長いダウンヒルに突入。第3CPからは強烈な向い風で、その猛威は下りのスピードすら妨げる。ちょっとでも斜度が緩くなれば、一気に減速。体力を容赦なく奪われた。
 信号で止まると、先ほど抜いた2人組が俺の後ろについている。自分が前牽いた方が速いかなー? とか考えながら、ボトルを手に取ると、蓋がちゃんとしまってない!Σ(゚д゚lll)

 (ヤバ、水が漏れてた……最後まで持つか!?)

 こりゃまいった、と思いながら蓋を閉め直しているうちに2人組に追い抜かれた。しかし次の信号で追いついたので、しばらく後につかせてもらうことにする。

 (おおう、俺が牽くより速いぞ……)

 前を牽く人の脚をみると、かなり太っとい。強風の中をアウター×トップでガンガン踏み倒している。おそらく脚質はスピードマンなんだろうな。追いつけたのはたまたまか。おかげさまでかなり休ませてもらえた。
 下りがほぼ終わり、平坦気味になってから先頭を交代。ちなみにスピードマンの方と一緒に居た人はバテているのか、最後尾でツキ位置。だったのだけど、気がついたら千切れていた。

ス「いつの間にかいなくなっちゃったねー」
俺「そうですねー」
ス「ところで、もう少し行った先に短縮ルートあるんだけど行ってみる?」
俺「なんですと!?」

 ……俺もかなりバテていて、もし彼についていけなかったら見知らぬ道に取り残されることになる。
 次の信号で止まるまで葛藤するも、結局短縮ルートを行くことにする。、

俺「行きましょう。よろしくお願いします」
ス「わかった」

 この決断は正しかった。直江津までの国道18号は遮るもののない、単調な直線道路。おまけに陸橋のおかげでアップダウンまで形成してくれる。強烈な向い風の中そんなところを走ったら、確実に肺も脚も売り切れていた。

 やや迷いつつも短縮ルートを走っていると、自分と同じチームジャージの人が横合いの道からでてきた。

 (あれ? Mさんか?)

 俺より前にいたのはMさんだし、そう思い(こんで)声をかけると、実際は第3CP以来のSさんだった。驚愕。

 (お、追いつかれた!?俺そこまでバテていた!!?)

 話しを聞くと、一緒にいた人が昨年5位の剛脚の方で、その人の異常なハイペースについてきたとのこと。この終盤で、その人についてこれる体力を残せているんだからSさんも流石ですがな。
 Sさんと剛脚さんはコンビニに寄るとの事でお別れ。俺とスピードマンさんは先に行く。けど俺もいい加減トイレに行きかったので、信号で止まったついでにコンビニに入ることにし、スピードマンさんには先に行ってもらった。

 スピードマンさん、有難うございました。あなたがこの道を案内してくれなければ、10時間半を切ることはできませんでした。

 (完結編につづく)

2012年5月22日 (火)

第41回 東京⇒糸魚川ファストラン・クラシック 【前編】

 東京→糸魚川ファストランクラシック。今回からスタート地点は山梨となったわけだけど、大会名は変らず(笑)

 今年の目標は10時間切りとライバルであるbaruさんに勝つこと。

 この時期は南の風が吹くことが多く、追い風になる可能性が高い。そして集団の力を借りることができれば、10時間切りの目は十分あると踏んでいた。
 baruさん俺の10分前スタート。山岳で差をつめ、第3CPまでに追いつくことができれば勝てると踏んだ。


5月18日(大会前日)

 仕事は午後半休を取り、山梨へ移動。宿泊地は石和温泉。山梨市周辺で宿を取れれば良かったのだが、残念ながら予約でいっぱいだった。しかし俺が泊まる所から会場の万力公園まで7km弱と大して遠くない。アップ区間と思えば苦にもならず。
 14:08に電車に乗車。富士で東海道から身延線に乗り換える。身延線から眺める景色はなかなかに乙。乗ってくる人は少なく、4人席を占領してボケーッとしてた。こういう田舎の路線でまったり旅をするのも良いね。
 暇つぶしに明日の予報を確認する。

 (北の風、だと……!?)

 これでは10時間切りは厳しい上、向い風に強いbaruさんへの勝利も難しい。

 (でも速い集団が形成できればまだ可能性はある……)

 諦めるにはまだ早い。諦めたらそこで試合終了ですよ?

 甲府で中央線に乗り換え、18:00前に石和温泉に到着。輪行を解いて宿へ移動。泊まった所はやや古びてはいるものの、設備は整っているし温泉の泉質は俺好みのアルカリ性温泉。おまけに部屋に自転車をそのまま入れていいという寛大さ。来年もここ泊まろうっと。 テキトーにカーボローディングして21:00過ぎに就寝……しようとしたけど、気が昂ぶって眠れず。2時間ほどうだうだして、仕方なくドリエルを服薬。なんとか4時間ほど睡眠を確保できた。


5月19日(大会当日)

 3:00頃起床。朝飯を食して軽量化を行なう。いまいちキレが悪い。いつものことだけど。おかげさまでチェックアウト予定を15分も遅れてしまった。

 会場の万力公園に到着すると、スタート寸前のチームメイトMさん、baruさん、そして今回はサポートをしてくださるNさんに挨拶してから諸準備。その内にbaruさんのスタート時刻と相成った。

 (山岳区間で追いつけなければ、俺の敗北は必至だよなぁ)

 などと思いつつ、彼のスタートを見送った。続いて俺のスタートなわけだけど、スタート地点に並ぶのは俺一人。

 (……?)

俺 「あのー、次のスタートは何人です?」
係員「えーと……二人ですね」
俺 「!?」

 うそーん、集団の力なし!?こんなんでbaruさんに追いつけるのかよぅ……

俺 「で、もう一人の方は何処です?」
係員「えーと……あ、なんか先に出ちゃったみたいです」

 がびーん。単独走かい!最後の希望まで断たれたΣ(゚д゚lll)ガーン

 Nさんと赤いチームのKさん大笑い。ボクは苦笑い。「ってーかこんなんだったら前のスタートにまとめてくださいよ~」とか、ぶつくさ文句をたれまくりながらスタートを迎えた(笑)


・スタート~塩尻CP

 スタートしてすぐ、万力公園出口でブレーキをかけると後輪ロック。入れ込みすぎだっつーの。
 公園を出て国道20号までは下り気味の道。40km/h前後でぶっ飛ばす。

 (寒い……!)

 単独走になった故、空気抵抗と着脱の手間を嫌って、ウインドブレーカーを着てなかったからそりゃ寒いわな。それでも強度高めでぶっ飛ばしていたので、国道20号に出る頃には身体も温まった。その途上で赤いチームのKさんが車でやってきて、「速いねぇ」と声をかけられたり。国道20号に出てからNさんも追いついてきて応援されたり。

 (いったいいつになったら参加者と会えるのやら……)

 2,3時間は会えないんじゃねーかなとか、そんなことを思いながら孤独にペダルを回す。が、意外にも1時間と経たず北杜市辺りで参加者と遭遇した。話を聞くとどうやら10分前にスタートした人。その後もちらほら参加者と遭遇するようになる。
 旧韮崎CPまるのやさんを過ぎて富士見峠までの長く緩やかな登りが始まる。風はやや向い風か。

 (この程度なら問題ない……!)

 がんがんペダルを踏み倒し、富士見峠を登頂。諏訪湖に向けてダウンヒル開始。さみーさみー。ひたすらペダルを回して身体を温めた。
 坂室バイパスを過ぎた先の信号で再びKさんと遭遇。「赤いジャージ見なかった?」と聞かれるものの、走りに集中しすぎていたのかそれらしき人には気づかなかった。
 Kさん曰く、baruさんはちょうど10分前に通り過ぎたらしい。登り区間を挟んでも、彼との差を詰められていなかった。
 公道を走るゆえ、周りの車の状況とペダルを回すことに集中力の大半を使っていた。おかげさまで通算4度目の通過となる中河原交差点左折を直進してしまい、慌てて引き返した。

 諏訪湖畔を快調に飛ばす。去年のコースだと、ここら辺が中盤だった。向い風だったこともあり、大分ヘバッていて、4人組の列車の最後尾に付かしてもらってどうにかこうにか切り抜けたんだよな。今回はまだまだ序盤。ついでに去年に比べりゃ俺もマシンも大幅に進化している。人様の力を借りることなく、単独で風と闘いながら諏訪湖畔の道を駆け抜け、岡谷インター西交差点への激坂もクリア。
 交差点に辿り着くと赤信号で、俺も含めて結構な人数が信号待ちとなる。俺の後ろにいた女性に「しんどいですねー」と声をかけると、「死にそうですよ~」とおっしゃるので、「アハハ~。大丈夫、中々死ねませんよー」と言っておいた(笑)。
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区間距離:95.4km
平均速度:30.2km/h(ネット)
平均心拍:153
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・塩尻CP~大岡CP

 塩尻CPにはNさんがいらっしゃった。

 俺  「baruさんとの差はどのくらいです?」
 Nさん「大体7分くらいだよ」

 よし、差は詰めてる!

 と思ったのだけど、後に記録を見ると彼の方が1~2分速かったようだ。どうやら俺の到着7分前に出て行った、という意味だったのだろう。
 塩尻CPでバナナ的な固形物をいただくつもりだったのだが、おいてあったのはカロリーメイトだけΣ(゚д゚lll)
 そりゃないぜー、事務局さんよー(´・ω・`)

 塩尻の街に下って信号ストップで一緒になった若者と話して気分転換。俺の35分前スタートとのこと。年齢は26歳と言っていたけど、もっと若く見えた。
 青になって再び全力漕ぎ。が、前方の車が怪しい動きをはじめたのでやや焦り気味に減速。と、後からも焦りの声。
 後を見るとさっきの若者がいらっしゃる。正直ついてこれるとは思っていなかったので、ちょっとびっくり。信号で止まると「私もちょっと牽きますよ」と言う。ペース的には落ちるかもだけど、ここらで少し休むのもいいかと考え、有難くその申し出を受けとった。が、彼はものすごいTTポジションで爆走。おいおい、35分前スタートで俺に追いつかれているのに、その速さはなんなんだよ!?

俺 「ご、ごめん、ついていけません」
若者「そうですか?」
俺 「ってか、その速さでなんでこんなところにいるの?」
若者「途中ハンガーノック気味になって20km/hくらいでしか走れなかったんですよ~」

 おかげさまで休むどころか超ハイペースで大岡CPまで爆走することと相成った(笑)

 この区間でチームメイトでWさん(64歳にしてトライアスリート(!))を見かけ、軽く挨拶をして追い抜いた。
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区間距離:55.69km
平均速度:35.7km/h(ネット)
平均心拍:151
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2012年4月 2日 (月)

3/31 休養、4/1 御前崎グルメライド、4/2 独り酒

3/31 休養

 箱根にトレイルランしに行こうかと思ったのだけど、かかとが異常に痛むのでパスった。疲れも残ってたし、休養日とする。まー、怠け癖に負けたわけだけど、雨風が台風並にひどかったし、正解だよね。
 午前中はゴロゴロ、昼飯カレー後買出し済ませてから会社へ。先輩が決算前で休日出勤してたから差し入れに行ったのさ。が、社員証忘れてて家に戻る羽目にあったり。差し入れはそこそこ有名?と思われる、「ラ・プチフール」という洋菓子屋のシュークリーム。かなり旨いとのご感想ですた。
 帰宅後軽くローラー回してグダグダして就寝。


4/1 御前崎グルメライド

 5:30起床で7:15出発。千本浜通りに出るとやや向い風。それでも34km/h前後で快調に進む。今日の予報では『西の風後、西の風やや強く』だった。風が強くなる前にできるだけ進もう、そう思った。しかし富士で1号に合流する頃には風も強くなる。スピードは30km/h弱?ぐらいになってたかな?うろ覚え。というのも、国道150号、通称『いちごライン』で悪夢のような向い風になったから……
 スピードは20km/hを前後まで落ち込み、強風に体温を奪われ心拍を上げる事ができない。10分くらい格闘して、

 (こんなのがあと60kmぐらい続くの……?今日焼津まででいいんじゃね?)

と、俺の負け犬根性が顔を出す。結論、焼津まででいいやってなる。

 そうして敗北者としてダダ下がりのテンションで海岸沿いの爆風と格闘し続けながら、大浜公園に近づく頃、ふと思った。

 (H24年度始まりの日から腰抜けるってどうなのよ)

と。ここで引いたら今シーズンずっと小賢しい理由つけて逃げるんじゃね?とか思っちゃったもんで、やっぱし御前崎まで行くかってなった。うんざりしながら(笑)

 

どうにかこうにか用宗あたりの街中に入ると、遮るものがあるためか、いくらか向い風も和らぐ。それでも24km/h程度だけどね。
 大崩の登りでTTし、焼津を抜けて御前崎を目指す。風は『いちごライン』に比べればかなりマシ。逃げないでよかった。

 5時間弱で目的地到着。

 御前崎『海鮮料理 みはる』
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 人気の店のようで、結構待たされた。待ってる間に柔軟する。他の待ち人たちから奇異の視線。そりゃピチピチタイツて汗臭いのが独りでなんなのー?って感じだよね。
 ここでは御前崎の郷土料理、『ガワ』というものが食べられるらしい。今日の目的はそれ。
 20分くらい待って、ようやく席に案内された。メニューを眺める……ガ、ガワがない!?店員さんに聞くと「季節外れでありません」でした ガ━━(;゚Д゚)━━ン!!

 しゃーないので『岬定食』に+300円してあら汁バージョンを注文。

 『岬定食』1,600円 あら汁バージョン+300円
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 ご飯・あら汁・刺身・魚のから揚げ・ひじき・漬物・デザート(パイナップル&いちご)と、ボリュームたっぷり。そしてめっさ旨い!ガワは食えなかったけど、来た甲斐あった!
 おかずに対して飯の量が足りないもんで、ご飯をおかわり(+200円)した。これが失敗。俺の胃袋オーバーフロー(笑)

 (えー、この後110km以上走るのに、大丈夫?)

と思ったけど後の祭りですね。はい、走り出してすぐ腹痛くなりますた(笑)

 焼津ではお菓子処のお馴染み『角屋』さんにお邪魔して、みそまん・いちごクリーム大福・かつおサブレをおみやに買っていく。この時関西のドヘンタイ、あさぎりちゃんから学んだおみや袋が大活躍。ホント便利だわー。

 『いちごライン』の爆風は相変わらず。が、今度は追い風。本気モードで走ると、55km/h巡航になるんですけどー。平坦路でアウタートップ踏むことになるとは夢にもおもわなんだ。ちなみにMAXスピード59km/hまでいった(笑)

 4時間半ほどで家にとーちゃく。行きも帰りもほとんど走りっぱなしでした。

 距離:223.35km 平均速度:27.5km/h


4/2 独り酒

 朝はギリギリまで寝て出社。お仕事して帰ってきて芋焼酎をロックで飲みながらグダグダと。22時過ぎに撃沈ー。

2012年3月11日 (日)

3/11 ザクライドうな飯13h

 あ、昨日はあまりに何事もなかったので、更新パスった。

 来週『サコライド釜飯16h』に挑戦予定だったので、今日はガッツリ走り込む!……だったのだが、サコライド釜飯なくなってんじゃーん。えー。別企画になっとった。うーん、設定がぬるいぞ!せっかく金曜日挑戦しようと、休み取ったのだけど……はてさて、どうしたもんかね。

 ま、それはともかく、せっかく計画したのだから、浜松までうなぎ食いにいくぞー、と、朝3:30起床。
 今回の予定は、行き6:30、飯1:00、帰り5:30で13時間以内を目指そうと画策。うなぎ屋は浜松「曳馬野」さんを選択。前にどっかでうまいと聞いたもんでねー。並ぶことを想定し、4:30に出発して開店30分前に着くようにしよう!って思ってたのだけど、うだうだ仕度してたら5:00になっちゃった(´・ω・`)ショボーン

 今日は序盤は追い風、中盤から向い風となる予報だったのだけど、出発してみるとほとんど無風、若干追い風的なのが中盤過ぎても続く。結局向い風っぽくなったのって掛川ら辺だったかな?俺も割りと調子いいもんで、心拍域は75%前後を維持してペダルを回す。
 でもねー、好事魔多しよ。スタート1時間でパンクするわ、由比の信号回避ルートが塞がれているわ、スタンディングスティルに挑戦中、小さい溝でこけそうになるわ。

 (なんか今日は間合いが合わん。気をつけて走ろう)

 そんな事を思いつつぶっ飛ばしていく。
 パンク修理で20分程ロスり、こりゃ11:00到着は無理そうかなーとか思ってたのだけど、前述の通り風の状態がいいもんで、サクサク進んでしまい、5:38ほどで到着してもーた。

 「曳馬野」さん外観
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 (えー、開店まで50分もあるで……)

 寒い中店舗前にて開店を待つ。しかも並んでないし。開店と同時到着にすればよかったorz

 さみーさみーとぼやきながら、待っていると、営業開始の10分前に開店!ラッキー☆
 これで寒さから開放されるぜ……!と思って店に入ると、外の方が暖かかった(´・ω・`)

 注文して待っていると、試食でうなぎの骨が出てきた。

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 これめちゃウマですがな。ボリボリボリボリ一気に食ったった。

 そして本日のメインイベント。

 上うな丼(肝吸い、漬物付) 3,650円
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 うなぎの調理は関東系かな。ほくほくとした身と甘辛いタレがマッチして、うまい!
 ……のだけど、地元三島のうなぎ屋とそう大差ねーぞ。しかも上なのにうなぎすくねーよ。三島なら並だよ!値段も高いよ!!と、やや不満でござった。
 うーん、うなぎの骨は超うまかったのだけどなー。この店、うな丼よりも、他のうなぎ料理が旨いんじゃなかろーか?と思った。

 帰りは追い風無双。40km/h近くで巡航しまくれるんで、5時間切れねーもんかと思い、必死でペダルを回す。
 で、無理が祟ってきたのか、右足アキレス腱あたりが痛い。ま、走りに影響が出るほどではないので、伸ばしたりしながらごまかし、ペダルは緩めず。
 と、丸子の宿辺りで時刻は14:45を迎えた。道路脇に自転車を止め、14:46になった。特にサイレンは鳴らなかったけど、携帯でチェックしていたので、14:46になると同時に手を合わせ、黙祷。あれから1年も経つんだね……

 1分少々してから出発。復路出発から3時間が過ぎて、距離は213.5km地点。家まで57km。5時間切るにはグロスで28km/hとか、厳しすぎる。追い風が家まで続けば、可能だろうが……
 静岡市街の信号でかなりのロス。残り1:40のグロスアベレージを、29km/hで進まなければならなくなる。
 追い風無双は続いていたけど、沼津市街での信号ストップを考えると、

 (いくらなんでもムリゲーすぎ)

ですがな。ややモチベーションダウン。がしかし、残り1時間の時点で242km地点で残距離28.5km。

 (このまま追い風が続けば、千本街道で一気に進める。行けるかもしれない……!)

 でもね、そんなに甘くありませんでした。ある程度予期はしていたものの、田子の浦から横風(たまに向い風)に変わる。既に脚は終わりかけているし、呼吸すると肺と喉がいてー。こんなんで巻き返しは無理……でも最後までやったる。

 予想通りの沼津市街でのロス。でもギリギリ行けそうか……!?自宅近辺の信号が奇跡的につながり、残り1.5kmで5時間まで3分弱。

 最後の信号でつかまりますたorz

 結局57秒オーバー。最近ギリギリで間に合わないジンクスに囚われているなぁ(´・ω・`)

 【走行距離】270.53km 
 【グロス】 12:07’57
 【ネット】   9:11’39(29.4km/h)

 今回風の条件良すぎた。久々の外走り、楽しかったー☆

2012年2月 4日 (土)

2/4 焼津詣で

 昨日の予告どおり焼津行。まぁ、起きた時激しく葛藤したのだけどね。めんどくせぇ。

 一先ず千本浜防波堤道路を行く。向い風だけど、まぁ普通。しかしまだまだ本調子じゃないからか、おそー。むむむ、来週のサコライド暴走大丈夫かのぅ。

 んで久々に薩た峠を登ってみる。

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 4’53くらい?おせー。ダメダメじゃん。

 よくよく考えたら外走るの3週間ぶりだった。病み上がりだし、仕方ねっか。

 興津に下りたら風つえー。そして清水港湾道路?に出たら剛風が吹き荒れとる。20km/h強くらいしかでねー。こりゃ『いちごライン』はとんでもないことになるんじゃ……?

 ホントは焼津まで食糧補給ガマンするつもりだったのだけど、エネルギー不足で寒いし、いちごラインでの闘いに備えるため、清水のファミマでストップ。缶コーヒーとパン2個食って出発。

 そしていちごライン……

 (強風なんてもんじゃねぇ!これは凶風だ……!!)

 あれ、これ俺が体験した向い風の中でナンバーワンじゃね?みたいな。ヤバい時の巡航速度は15km/h下回ったっつーの!

 いちごラインはド平坦なのだけど、たまーにちょっぴし登ったりする。勢いに任せて登れる程度だけど。ま、15~16km/hで走ってたから勢いなかったけどな!
 でまー、凶ツ風吹き荒れるいちごライン。勾配4~5%程度の下りじゃペダル回さないと減速しやがる。重力加速度上回るとか、もうどんだけー。思わず笑っちゃったわ。

 途中50くらいのおっちゃんに抜かれてガ━━(;゚Д゚)━━ン!!ってなったりしつつ、大崩でパシャリ。

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 毎度お馴染みやね。なんか野鳥撮影してるおっちゃんとかいた。

 4時間かかってようやく焼津小川港魚河岸食堂到着。山かけ丼(800円)を食らう。

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 まあまあ。昼飯食ったら甘いもん食いたくなる。いつもどおり焼津の老舗お菓子屋『角屋』さんへ。今日はおみやに味噌まん買うのだーと、最初から決めていたの。
 ちょっぴし(結構?(笑))おにーさんと談笑して、味噌まん買って包んでもらう。その時、麦こがし?ってお菓子が目に入ってなんか気になる。じゃ、買っちゃえってことで買って、その場で食す。昔懐かしい風味のホッとする味。うまうま。
 そしていちご大福も食べました。これヤベっす。いちごがヤバい!あんこがいちごと合ってさらにヤバい!!そして生クリーム入ってて、生クリーム好きの俺にはどストライク!!!
 うぉー、次はこいつをおみやに買って帰る!!!!でも3月くらいまでらしい……行けるだろか(^^;

 14:00前くらいに焼津を出立。そして再びいちごライン。おい、あっさり45km/h越えたぞ(汗)

 (あれ、これ本気出したら50km/h巡航できね?)

 と、思い、ちょっと本気モード。えー、51km/hくらいで巡航できるんですけどー(笑)

 今日のいちごラインはマジパねっす。

 興津で抹茶スイーツの店『cafe 茶楽』さんに寄り道。

 抹茶ティラミスと煎茶セット
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 抹茶ティラミスとお茶があうあう。身体も温まったよー。
 おみやにもっチーズを買って退散。

 帰りも千本浜防波堤道路。強烈な追い風に乗って、40km/hオーバーでぶっ飛ばす。しかし公園付近で風が横風に転じる。何度もガードレール側に流されて、落車しかけたべさ。

 千本浜の夕日
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 帰りがけに美容室よって、明日の予約をする。せっかくおみやもあったので、美容室のお二人さんに味噌まん1個ずつあげたった。

 今日のおみや(手前『もっチーズ』 奥『味噌まん』
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 もっチーズ1個210円もするねん。でもおいしーよ!
 味噌まんは1個84円。甘さの中に程よい塩気がめっちゃ合うのよ。何個でも食べれる感じ?静岡ローカル番組でも紹介されている、焼津名物。角屋さんに行く機会あったら、これと鰹サブレおすすめよ。

 サコライド以来のロングライドだったけど、まーいろいろあって楽しかった。しかし寒かった……

2011年10月30日 (日)

大吟醸粕てら買いに行ってきた。

来週は鈴鹿のエンデューロ参加するので、兄貴の家にお邪魔する。その時用の土産を買いに行ってきた。

大吟醸粕てら
http://kinseiken.co.jp/okashi/wagashi/161


Photo

山梨県北杜市白州町台ヶ原「金精軒」、片道125km。のはずは往路は道間違えて129kmくらいになっちゃった。


富士川橋渡ったところで撮った富士山
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天気が良くて絶好のロングライド日和。


国道52号沿い、富士川
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なんかいーなーと思って撮った写真。国道52号はそこそこ交通量もある。しかし景色は良いので気持ちよいよ。


金精軒
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佇まいから老舗であることを感じるね。あ、今回はLOOK入院中なんで久々にメルクス。やっぱこのチャリもえーわー。

大吟醸粕てらを試食させてもらったけど、味は甘さ控え目。口に含んで噛んでいると、馥郁とした吟醸香が鼻に抜けてくる。至福。

ちなみに山梨土産で有名な信玄餅というと桔梗屋が有名だけど、実はこちらの金精軒さんが元祖。

レストラン「臺眠(だいみん)」
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お昼ごはんは金精軒さんの目の前にあったここ。酒造蔵元「七賢」さんが経営。


お水
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出てきた時「え?」って思った(笑)。もちろんただですよ。
酒造に使われているだけあって、雑味がまったくなくて凄くうまい。


鮭の麹漬定食(1,575円)
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麦飯
味噌汁
鮭の麹漬焼き
田舎漬け
奈良漬
厚焼き玉子
おから
酒粕寒天寄せ

めっさウマかった。酒粕寒天寄せはなんだか幸せの味がした(どんなやのん(笑))


甘酒ジェラート(420円)
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これはちょっとウマすぎ。甘酒の味が絶妙。

ちょっと高いけど、一度は行ってみる価値はある。もしまたあっちの方へ行く機会あったら、絶対またこの店に行く。


蔵元「七賢」
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見学できる。利き酒とかもできるらしいけど、自転車だから諦めた(´・ω・`)

14:20ごろ復路出発。家に着いたのは19:30前。真っ暗の52号とか結構こわかた(笑)

dst253.33km ave27.5km/h

2011年5月29日 (日)

第40回 東京⇒糸魚川ファストラン クラシック ⑥

5/21(土) 白馬CP~糸魚川ホテル(ゴール)

 バナナと梅干を食べた。しばらくすると両腕の痺れは落ち着いてくる。
 麦茶をいただく。よく冷えた麦茶は消化系に来たけど、あまりのうまさに2杯飲んだ。

 俺を長い間引いてくれた外国人2人組の片割れと話す(もう一人は千切れた)。

「ありがとうございました。内蔵やばかったですけど、おかげで回復しましたm(_ _)m」
「ヨカッタね~。ワタシも結構キテルよ~(笑)」

 実に申し訳ない(汗)。笑顔が素敵な人でした。

 トイレを済まし、ドリンクを補給し、胃薬を飲んで出発。外国人の彼は「もう少し休んでいく」とのことだった。もう一人を待つのかな?
 白馬からは基本下り。237km走ってきて残りは44km。向い風ではあるけど、ここまでくればなんとでもなる。最後の気力を振り絞り、ペダルを回す。
 COLNAGOフレームの人と、序盤大垂水峠でみた様なジャージの人がコンビで走っているので俺も合流。さらにFUJIフレームの人が入ってきて4人の列車が形成。しかしわずかにある登りで一人千切れる。

(ずっと後ろについて走れたら楽だよな~)

と思ったけど、COLNAGOさんの背中が発するオーラがそれを許さない(笑)。我々3人は白馬からの下り(時々登り)を千切りあいながら突き進む。あくまで千切りあいなんだからね!

 いくつかのトンネルとスノーシェードを越え、段々とFUJIさんが遅れだす。COLNAGOさんが

「しばらく2人で回すから回復したら参加して!」

 え?なんか勝手に決められた~( ゚д゚)ガビーン

「俺も結構限界なんですけど~」
「大丈夫!」

 なにがやねん。

 そんな訳で、しばらく2人で、FUJIさんが千切れないように気にしながら千切りあう(千切りあいなのに千切れないようにするとか突っ込んじゃダメ!)。

 ヘロヘロだったけど、この2人がいたから最後までヘタれずに走れたと思う。道はほぼ平坦となり、横手には姫川が流れている。黙々と走り続けてきた俺たちの前に、糸魚川ホテルが見えてきた。俺は感慨深く2人に向かって

「ありがとうございました。おかげで最後までヘタれず走れました」
「いやいや、お互い様だよ」

 そんな会話をしながら走っていると、COLNAGOさんがホテル手前の姫川病院へ入ろうとする(爆)。ごめんなさい、俺紛らわしかった!声にも出して謝った!!(笑)
 そうして3人でゴールのアーチをくぐった。

糸魚川ホテル(ゴール) LAP01:28:15 TOTAL10:18:53 平均心拍145

俺は改めて彼らに礼を言う。

「本当にありがとうございました。そして紛らわしくてごめんなさい(苦笑)」
「こちらこそ。限界とかいって全然走れてたじゃないの~」
「いや、もういっぱいいっぱいでしたよ~。ずっと後ろにいたかったです」
「それは許されん(笑)」
「やっぱし。そんなオーラ出てました(笑)」


 長い長い道のりを走り終えた俺の心の中は凪いでいた。ただただ(終わったなぁ)という思い。

 ゴール後のビールはうまかったけど、思いっきり吐きそうになって、チームメイトを心配させてしまった。翌日の閉会式で外国人2人組と再会し、改めてお礼を言うと「タノシカッタよ~」の一言。俺が女なら惚れるレベルのかっこよさ!(笑)

 始まる前は11時間切れるか不安だったのに、蓋を開けてみればこのタイム。チームメイトのbaruさんから「あなたムラあり過ぎ」と突っ込まれた。甲斐大和から糸魚川ホテルの試走で11時間以上かかっているのに、ホントなんでやねん。練習時の走りと本番の走りが結びつかないのは俺の仕様です(笑)

 もうロングライドは終わりにしよう、そんな風に思ったりもしたけど、もしまた来年も参加できるならこのすばらしい大会を走りたいと思う。

☆走行データ
  距  離 :281.38km
 Ave(グロス):27.28km/h
 Ave(ネット):30.5km/h
 平 均 心 拍:151
 最 高 心 拍:173
 消費カロリー:6777kcal

2011年5月28日 (土)

第40回 東京⇒糸魚川ファストラン クラシック ⑤

5/21(土) 塩尻CP~白馬CP

 塩尻峠を、乳酸抜きになるよう、ペダルを回して下る。

(うお~爽快~)

 一気に下って塩尻市街に辿り着く。高部の交差点で右折して国道19号に入るのだが、信号ストップ。って、右折車線に入って車と一緒に曲がっている自転車集団がいるよ……。見覚えのあるジャージもいたから、参加者だろう。そういうことしていると、事務局やチームに迷惑がかかると想像できんのかね。あんまり目立つ行為していると、大会の存続に関わってくるかもしれないと考えてほしいな……。今回初参加させてもらったけど、大変素晴らしい大会だと思う。いつまでも続いてほしい。
 信号待ちしているとき、アートスポーツチームの人とちょっとだけ話した。

「御徒町のお店には結構いってたんですよ~」
「ありがとうございます~」
 
 青信号になったらブッ千切ってやったけどな!(笑)

 塩尻、松本は気持ちの良い追い風だった。この辺は悪名高き松本走りの地。俺はその恐怖を感じる事無くクリア。しかしゴール後にチームメイトの一人がやられていたことを知った。後遺症が残るような怪我ではなかったようだけど、手当ての跡は痛々しかった。自転車はやっぱ怖いな……。

 外国人2人組に追いついていた。車の多い松本市街を「え?行くの??」って感じでぶっ込んでいく(笑)。いやー、度胸が違うわー。ま、信号で追いつくんですけどね。で、市街を抜けてからまたまたお世話になる。
 追い風の力を借りた俺らは40km/hオーバーで巡航する。左折ポイントの塔ノ原交差点くらいまでは気持ちよく走れた。

 県道51号に入った辺りだったかな。横っ腹が痛くなってテンションだだ下がり。

(肝臓が痛い……俺の内臓ダメダメ?)

とか思ってたけど、んな訳ないよね。あとでチームメイトに

「肝臓痛かったら末期だよ」

って言われた。したら走れるわけねー(笑)

 外国人2人組が池田町のセブンイレブン横の自販機で止まった。この区間は長いので、休憩取る頃合だなと思い、俺はコンビニへ入る。(ここでお別れかなー)とか思いながら中々でないトイレを済まし、レッドブルを買って外に出る。良く冷えたレッドブルはうまかったけど胃と食道が窄まる様な感触。弱った胃に冷たい物はやめましょう(笑)

 トイレ行ってレッドブル飲んだらさっさと出発した。と、ちょうど外国人組みが走っていったのが見えた。ラッキーと思い、がんばって追いついて背後につく。コバンザメ走法ですね。コンビニ出てからは自然と集団が形成された。俺が先頭に立てるまで回復するのは大町までかかった。あ、先頭交替じゃないです。千切りあいです(爆)

 国道に戻った頃、まだ痛みはあったけど(いい加減先頭やらないといかんよね)と思い、先頭に立つ。あれ?千切っちゃった。あわててスピードを落として後続を待つ。思ったより回復していたらしい。
 糸魚川街道は向い風だったかな。集団は少しずつバラけていって、木崎湖あたりで完全にバラけた。

 先週ぶっ倒れた青木湖トンネル前の駐車スペース前を通る。心の中で(ダッシャー!)と叫んで通り過ぎる。テ○みたいに電柱でもぶん殴りに行きたいところだが、無駄なタイムロスすることもない(笑)

 白馬CPも間近に迫る頃、両腕が痺れてきた。エネルギー補給ができてない時に出る症状。ただのハンガーノックとは違う。この症状が進むと、本当に指一本動かすことすら困難になる。

(少し前にジェル補給しているのに……)

 今にして思えば、絶対的に補給量が足りていたなかったのだろう。大会前64kgほどあった体重は、60.5kgまで減っていたのだから。しかしこの時は、定期的に補給を取っているのに何故?という気持ちが強く、俺の頭は混乱した。

白馬CP LAP02:44:03 TOTAL08:50:38 平均心拍146

 次回、最終回!

2011年5月26日 (木)

第40回 東京⇒糸魚川ファストラン クラシック ④

5/21(土) 韮崎CP~塩尻CP

 韮崎CPから富士見峠までは25kmある。この区間のほとんどが登り。大分ゆるやかではあるが、ペースは大幅に落ちる。軽ギアを選択し、くるくる回しながら進んでいると、「道の駅はくしゅう」を発見。よし、トイレだ!と思って入ってみると、見覚えのある景色。

(昔会社のバイク仲間と諏訪湖ツーリングした時寄ったところだ……)

 バイクツーリングしたいなぁ。昔は良くキャンプ道具一式もって1週間の旅に出たなぁ。そんな事を思う。

 トイレで用を足そうとするが、中々出てくれない。長時間尿道が圧迫されてた為、出づらくなってきている。まだ7時間近く走るだろうに、これヤバくないか?と青ざめる思いだ。なんとか出して、なるべくダンシングを交えて解放しつつ、進んでいくことを決める。俺、登りでもほとんどダンシングしないのにね。ちなみに怖くなってこの後一回だけ立ち○。○しちゃった(ごめんなさい)

 今日は気温は高いのだが風が冷たかった。その為か、お腹がゴロゴロして痛い。このあたりが一番精神的にキツかった時だな。消化系の機能低下はどうしようもなく、俺はロングライドに適応できなくなってきてると思った。

(もうロングライドはやめよう)

 元々スタート前から、今後はロングTTはやめようと思っていたけど、この時はのんびりロングライドすらやめるつもりになった。あくまでこの時だけどね。しかし内臓系に不安を感じながらよく進んだよな……。普段の俺なら確実に休みまくってただろうに(笑)。先週もそうだったし。

 富士見峠を登りきると、私設エイドがあった。「コーラいかがですか~」の声に飛びつくようにいただいた。うまい、うますぎる!そして腹にくる!!(笑)。いい加減持っていた下痢止めを服用した。これが効果覿面で、その後お腹のゴロゴロはなくなった。さっさと飲めばよかったよ……。
 エイドでのコーラ補給を終え、道は諏訪湖まで下りとなる。風は向い風。下りなのでさほど問題はないが、

(諏訪湖の平坦路は向い風か……)

 下り終えて中河原交差点を左折。一時国道20号から離れて諏訪湖左岸道路方面へ。向い風に気持ちが切れてきて、疲労を色濃く感じていた。そんな時、同じチームジャージの4人組が走っていたので、後につかせてもらう。4人は4人で外国人2人組みについて、さらに俺の背後にもう一人ついて、結構な人数の列車が形成された。距離はちょうど半分を越えた辺り。精神的にも身体的にも厳しいときだったけれど、

(絶対復活する。だから今は休んでいい)

そう心で念じていた。

 諏訪湖ほとりの交差点、左折地点を赤信号で止まった。が、外国人が歩道を使ってスルー。残った6人は微妙な空気に包まれて青信号になるのを待ったとさ。……うん、まぁ違反ではないよ(苦笑)

 諏訪湖を過ぎ、天竜橋を渡って岡谷市に入る。山下町2丁目交差点を左折し、激坂が始まったと同時に列車から離脱。4人組&後方の1人をぶっちぎった。

(うお~、23T軽い~)

 先週来たときは21Tが一番軽いギアだったので、感動的ですらあったぜ。それはともかく、散々4人組に世話になっておいて、激坂始まった途端ぶっちぎるとか、俺感じワル!(^^;
 心の中で礼をいいつつ、塩尻峠を目指す。

 国道20号との合流、岡谷インター西交差点が見えてきた。信号は青。しかし俺が着く頃ちょうど赤になる……。
 ……俺はライダーから徒歩ダーに変形、てくてく歩道を歩いてスルー(爆)
 だって長そうなんだもん。外国人組と違って歩行者として歩道歩いたんだから許してくれ(笑)
 え?信号のつながりは、って??ここ登りだから、信号のつながりがよくなるようなスピードで走れねーよ(笑)

 ペダルを85~90回転でくるくる回して塩尻峠をゆるゆる登る。頂上付近で事務局サポートらしき人から

「もうすぐ頂上、がんばれ!」

の声。

「ありがとうございます!」

と俺は返す。

 塩尻峠を登りきり、爽快な下りとなる。が、妙なワゴン車につかまる。変なところでブレーキするから呼吸が合わなくてイライラするし怖いし。しばらく後を走っていたけど、面倒くさくなって全力こぎしてぶち抜いたった。でもその後すぐ信号ストップで追いつかれて意味なかった(笑)

塩尻CP LAP02:32:00 TOTAL06:06:35 平均心拍150

 こうしてみるとこの区間はやっぱヘタれてたのね。登りが多いのに平均心拍ひく!

 ここではバナナ2個を食べ、ドリンク補給。送っていた荷物からはアミノバイタルプロ3本と羊羹を取り出した。トイレに行ったら出が悪かった~(T_T)

 164kmを過ぎ、大きな登りは終わった。いい加減身体もバテてるし消化系も弱ってるけど、もう難所はない(はず)と言い聞かし、塩尻CPを飛び出した。